東京のカフェでよく見る謎の打ち合わせ
いつものカフェで資料をまとめていると色々な人が来る。
ここのカフェに関わらずよく見る光景がある。
少しチャラめな評論家(男性)みたいな人とオタク(女性)みたいの人の組み合わせだ。
そしてそういった組み合わせは、席に座ってはじめましてのパターンが多い。
チャラめな評論家さんは必ずと言っていいほど何線で来ましたかとあたかも自分は日本に走っている電車全線の車掌さんですと言わんばかりの顔で聞く。
そしてチャラめな評論家さんはかなり目を合わせにいくが、オタクの女性は一向に目を合わせようとしない。
今回のオタクの女性は、人生の大半を気持ちだけ宇宙に行ってしまっているらしい。
もっぱら飲み物は日本酒とブラックコーヒーです。
私は基本とっ散らかってる人間なのでバイトも4つやってて〜
と言いながらアールグレイを飲んでいる。
本当にとっ散らかっている。
この二人はどこで知り合ったのだろうか。
初対面にして一つのケーキを何食わぬ顔でシェアしている。
ケーキはシェアすることができても目を合わせることはできない。少し自分には理解できない。
そして常に声のトーンが変わることなく真剣に話をしている。
目は合わせないが女の子の気持ちが少しずつ開いていくのが、席を離れている俺にも手に取るようにわかってきた。
そして評論家さんは、手にあごを乗せ、言葉の節々に頷きながらいつも真剣ですのような顔で質問を繰り返していく。まるで古畑任三郎とMr.サタンを足してみたような男だ。
古畑サタンは崇拝者の問題をどんどん解決していく。
そしてもう二人、名探偵古畑サタンの仲間が来たため、動揺を隠せないため、今日はこの辺までにしておきます。
何が言いたいわけでもなく、ただ書いてみました。良い休憩になりました。
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