全ては勘違いから始まった
なぜ自分が野球に巡り合ったのかを考えてみた。
山本は、小学校2年の夏に転校をした。
そこで同じクラスになったMくんに誘われ、少年野球に入部した。
転校したばかりで友達を作れればぐらいの感覚で特に野球に思い入れはなかった。
入部したチームは、地域最弱のチームO。
弱小すぎて入部してすぐに試合に出してもらった。
デビュー戦の相手は地域で一番の強打者と謳われているドカベン(仮)を要するKと言うチームだった。
山本はレフトで出場。打順は忘れてしまった。
見せどころはすぐにやってきた。
ドカベンの打った大飛球がレフトに飛んできたのだ。
山本は、必死でボールを追いかけ、転びそうになりジャンプをしてグラブを差し出したところにたまたまボールが入ってしまった!属に言うファインプレーをしてしまった!
ベンチに帰るとチームメイトや父兄に褒められ、すごく気持ちがよかったのを覚えている。
今までに味わったことのない高揚感。
俺はもしかしたら素質があるのかも知れないと勘違いをした。
その勘違いが山本を野球に熱中させていくきっかけとなり、またあの高揚感を味わいたいと野球のことばかりを考え、必死で練習をするようになった。
そしてチームに誘ってくれたMくんは元々違うチームの先輩に誘われていたが、集合時間を間違え、弱小チームOの見学に行き、先輩が休みだと勘違いし、入部をし、先輩がいないことに後になって気付き、周りのみんなを誘い、巻き添いにした。
Mくんが勘違いをし、巻き添いにしてくれなければレフトでの勘違いファインプレーはなかった。
その勘違いのおかげでその後全国大会にも何回も出場することができたし、甲子園で優勝することもできた。なかなか見れない景色を見ることができた。
これからもどんどん良い勘違いをしていこうと思う!
言語化がすごく苦手なので、頑張らずブログを更新していけるよう訓練していきます。
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