毎日1,500回の素振りをして気づいたこと

僕は、こう見えて野球は真剣にやっていた。

中学のシニアリーグに入り、電車でグランドに通っていた僕は月曜日以外毎日、電車と自転車で1時間半をかけ、グランドに通っていた。


比較的、電車で通う選手が多いチームではあったがその中でも遠い方だった。


そんな中、モチベーションを保つことができた理由がある。



それは、グランドに行くまでの電車の約1時間。


必ず3人以上の女性のパンチラを見ると意気込み電車に乗っていたことだ。(良い子は真似しないで下さい。)毎日こなせば月間約75人のパンチラを見ることができる。


より自然な形でパンチラを拝見するため、駅で毎週発売されるベースボールマガジンを購入し、小遣いを消費していた。


何事にも目標を持って取り組めという監督の教えをはき違えていたのだろう。

(そんなバカな中学生がこれである。ポカリスエットのCMオファー待ってます。)


しかし、そこで一つ気がついたことがある。



僕は、家が遠く、グランドに通うまでに時間がかかる。

その間に練習をしてる奴らがいるではないか。

かたや電車の中でパンチラを見ることに必死の選手とそんなパンチラを見てる選手をよそに早くグランドに来て練習をしてる選手。


どっちを使うか。


答えは誰しもが後者を選択するだろう。


チームでは練習後、自宅で300回の素振りが課せられていた。

僕は、移動時間で往復3時間。その中でもパンチラの見学時間が約2時間。

学校が終わり、グランドに着く頃には練習が終わっていることも多々あった。



どう考えても練習量が足りない。


パンチラの時間を削ることは、僕の中で選択肢としてなかった。(ベースボールマガジンを一応読みながら)


かと言って電車の時間を短縮することもできない。


じゃあ、、、家に帰ってからのやることの時間を短縮して練習しようと決めた。


1,500回の素振りというと気が重くなりそうな話だが、100回を連続で振ると大体100秒から150秒あれば終わる。2〜3分の話だ。

ってことは、単純に言うとそれを15セットやれば終わりだ。

こなすだけなら45分+インターバルで終わらせることができる。


素振りの内容は、それだけではなく、その時のコンディションや状況により変えていたので約3時間近くかけて振っていたが、毎日続けることにした。

人の体は、1日休んだら3日遅れると親父に常日頃から黙れ、それしか言葉知らないのかと言いたくなるぐらい言われていたので、極力休まないようにした。


そこで得たものは、1,500回も振っていると色々な気づきがあるということ。

ただバットを同じように振っているだけなのに、その時の疲れやメンタル、意識する箇所によって、いつもとは違う感覚、気づきを得ることができた。

数をこなすということは、こなした人にしかわからない感覚があると思う。



よく集中できる回数だけ素振りをすればいいと言う方もいらっしゃるが、僕はそれはオススメしていない。数をこなして来た人が無駄を省くことはいいと思うが、数を振ったことがない人に数を振ったときに得られる感覚を得ることはできないと思うからだ。



それは仕事も同じで、数をこなすことって大切だと思う。

周りで同世代の人間が思いっきり数をこなしている姿を見て、僕も負けていられないと思いますし、

もっともっと仕事での数をこなしていくと決めました。


パンチラもかなりの数をこなし、ベテランの域に達したと思いますが、無事その気持ちから卒業することができて本当に良かったと思います。



今日公園でダッシュを2本したら体が土に還りたいと言いました。

野球を辞めて6年。ということは体は、18年分遅れてしまっているということなのでしょうか。

ダッシュの本数を増やして、ブログに生かしていきたいと思います。


めでたしめでたし






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