草野球をして感じたこと
ここ一か月の間に3試合ほど知り合いの草野球に『助っ人』として行かせていただきました、山本です。
結果から言いますと1試合も勝てず3敗です。助っ人の役目なにも果たせずです。
最初の試合→エラー3個 ヒットなし
2試合目→エラーに萎縮して守備守らず ヒットなし
3試合目→2本のフェンス直撃 3打数2安打
助っ人というのは検索するとこうやって出てくる。
手助けという手助けは何一つしていない
野球しかやって来ていないとか言っておいて負けに積極的に貢献し、手助けという手助けは何一つしていない原因を自分なりに分析してみた。
たぶん、自分を呼んでくださった方々はさぞかし過剰な期待を僕にかけて下さったことと思う。
期待を裏切る結果になったこと自体、僕にとっては想定外を通り越して震えがとまらない。
こういった催しに参加する際、横浜高校というブランドは勝手に周りをワクワクさせるほどハードルを上げる。
草野球に行けばただ横浜高校出身なだけで、野球部に入っていなくても、剣道部でも、帰宅部でも、トンチンカンなやつでも、横浜高校の敷地内を歩いたことあるやつであれば
なんかやってくれるんじゃないかという期待感を相手に与えてしまうブランド力がある。
数々の期待感を与えるフラペチーノを輩出する野球界のスターバックスと言っても過言ではないのかもしれない。
なので安易に
野球部の〇〇と知り合いだよ
とか、
休み時間に校庭でサッカーをしている野球部の××のたまたま飛んできたボールを端っこから蹴り返しただけで××と一緒にサッカーをやっていた
とか、
たまたま廊下で△△に話しかけられて『ジュース買って来て』とぱしられたことを一緒にお茶した
とか、
言ってしまう人を多々見かけるが、自分が草野球をする時のハードルを少なからず上げてしまっていることに気が付いてもらいたい。
彼女を草野球に連れて行く男子については、自分は野球はやったことはない、ルールも知らないけどいいですかとはっきり先方や関係者の方々に伝えた上で参加をすることをお勧めしたい。
どんな草野球のフィールドであれ、それが高いレベルでも低いレベルでもそこで本気でやっている人達はそのフィールドでそれなりの結果を残す。
(たまたま行って結果を残してしまうやつもいるが。)
この前、元巨人の小野さんと話している時に言っていたことを思い出した。
本気でやっていた人間ほどやらないとめちゃくちゃ下手になる。草野球も本気でやっている人達にはその人達の世界がある。バカにできない。
と。本当その通りでした。
どんなフィールドでもイチローのような誰もが憧れる華麗なプレーをしたいのであれば日々の鍛錬を積むしかない。
楽しめればいいと思っているのならそれはそれでいい。
素質がなさすぎるのに華麗なプレーばかりを求める人は、家から出ずお茶を飲みながらプロ野球スピリッツで理想の選手を作り、ただのリアルじゃない。世界を求めることに没頭すればいい。
と、いうことで助っ人になれなかった原因は、なめていた。
そのひとことに尽きる。
仕事であれ趣味であれ本気でやればある程度なんとかなるということ。
僕は、今後草野球チームを作ろうと思っているが、高校名や過去の実績は伏せて、その場所で本気になれる人を探し歩こうと思っている。野球経験は問いません。
そして本気になれない人は、そのフィールドで野球を通して再び本気になる方法を見つけ出せる場所に出来たらいいなと思っている。
でもできれば選手よりマネージャーが多いチームを作りたい。
(試合後の男しかいない飲み会だけは避けたい為。)
ユニフォームは、独断でかっこいいやつを作らせていただきます。
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